「Blue Radical P-01」とは

重度歯周病の歯に対して、従来の治療方法よりも一回の治療で優位に治療効果があり、人体にも影響がないことが17年にわたる研究と治験によって実証されています。
国が認めた唯一の歯周病治療器
これまでの治療器は、歯周病治療に対する治験を行っていないため、 単に歯垢・歯石の除去という使用目的で、 明確に歯周病治療に有効であると表現ができませんでした。
Blue Radicalは、従来の治療法と比較して、 歯周ポケットを優位に減少させることを治験で証明した唯一の治療器です。
このためBlue Radicalは、“歯周炎のステージⅢ・Ⅳの患者に対して、 歯周ポケット内の殺菌と同時にスケーリングを行う”という明確な使用目的と、“歯周ポケットの減少”に対してコミットする初めての治療器になります。

「ブルーラジカルP-01」の特徴
ブルーラジカルP-01の特徴は、過酸化水素水に光を照射して高い殺菌作用のあるヒドロキシラジカルを活性化することで、歯周ポケット内を殺菌する効果があります。
従来型の治療に比べて優位に効果があることが治験によって証明されています。
痛みと治療時間の短縮
ブルーラジカルP-01によるヒドロキシラジカルによる歯周ポケット内の殺菌は、これまでのような外科処置を伴いません。
そのため、痛みや恐怖感が大幅に軽減します。
治療時間も1歯3〜7分と外科処置に比べて短縮されます。
歯周ポケット内に器材の先端を入れる必要があるため局所麻酔が必要となります。
ただし、外科処置のように、硬い歯ぐき(角化歯肉)を再生するのは困難です。
事前の診査・診断が重要となってきます。
抗生物質を使用しない
従来の治療法では外科処置のあとなどに抗生剤を使用することがありましたが、ブルーラジカルP-01では使用する必要がありません。そのため耐性菌の心配もありません。
また、処置中に歯周ポケット内の細菌が血液に入り込み全身を流れる「菌血症」のリスクが低いのも特徴です。
治療法の違い
【従来の治療法】
超音波振動のみによる治療
重度になると、歯石の取り残しが増え、治癒が難しくなります。副作用を伴う抗菌薬の投与といった化学療法が必要になります
【ブルーラジカル】
超音波振動+ラジカル殺菌
過酸化水素とレーザー照射によるラジカル殺菌技術により、虫歯菌、歯周病を引き起こす口腔細菌を99.99%殺菌します。人体に影響はありません。
注意点
歯周病治療はなにより、基本治療と患者様ご自身のセルフケアが重要です。基本治療とセルフケアがあって、はじめてブルーラジカルが有効に作用します。
また、歯根が割れている歯、骨から完全に遊離している歯は保存することが難しいことはご理解ください。
治療をご希望される方~治療の流れ
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- STEP.1
- カウンセリング
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- STEP.2
- 検査、診断
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- STEP.3
- 再評価
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- STEP.4
- ブルーラジカルP-01による治療
(治療部位が多い場合は数回に分けて施術します)
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- STEP.5
- 3週間〜1ヶ月以内の再評価、ブラッシング指導
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- STEP.6
- 3〜6ヶ月で再評価、メンテナンス
という流れになります。
治療費について(税込)
カウンセリング+歯周組織検査+説明+レントゲン+必要に応じてCT | 44,000円 |
ブルーラジカルによる歯周病治療 | 1歯:16,500円 |
1/6ブロック(4歯):55,000円 | |
片顎(上もしくは下の歯全部):110,000円 | |
両顎:(全ての歯):220,000円 | |
メンテナンス(1か月以内) | 11,000円 |
ブルーラジカルによるインプラント周囲炎治療
当院でインプラント治療を受けた方:1本 / 30,000円
他院でインプラント治療を受けた方:1本 / 50,000円
ブルーラジカル治療は、保険外診療になります。
治療をお考えの方へ
「ブルーラジカルP-01」での歯周治療(保険適応外)は綿密な診査、治療計画が必要な為、いきなり施術を行うことはできません。
当院では、ブルーラジカル治療を始める前に必ずカウンセリングと精密検査(ともに自費)を行います。