咬み合わせの不具合は歯や体のトラブルにつながります
被せた歯の高さが周囲と合っていなかったり咬んでいない歯があったりすると、周りの歯に余計な負担を強いることになります。被せ物などで本来より高くなった歯があると、その歯だけでなく咬み合う相手の歯にまで悪影響を及ぼします。また歯が抜けたままの状態にしておくと、隣の歯を支えることができないため、咬むたびに横方向に大きく揺さぶられてしまいます。
近年増加傾向にある顎関節症について調べてみると、食いしばり・咬みしめ・むし歯・歯周病・知覚過敏などと関係していることが少なくありません。また、咬み合わせのバランスが崩れて顎の不具合が全身の健康に影響し、頭痛・腰痛・肩こり・倦怠感・不眠など体の不調を引き起こしていることもあります。
口腔全体や全身状態にも配慮した咬合治療を行います
当院では、咬み合わせや顎のトラブルの原因を慎重に診断し、全身状態にも配慮しながらマウスピースなどを使って適切なコントロールへ導くように治療を行います。もちろん、むし歯・インプラント・入れ歯・審美歯科などの治療においても咬み合わせを重視し、お口の中全体のバランスや全身への配慮を心がけています。
●当院で行っている咬合治療
・マウスピースで負担軽減
・インビザライン(マウスピース矯正)による歯並びの改善
・咬み合わせの調整
・高さの合っていない補綴物(被せ物)などを外し適切な補綴物に置き換え
・インプラント治療で咬み合わせを補強して、顎や残存歯の負担を軽減する